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TheFace 2018

イオン九州


柴田 祐司

イオン九州㈱ 社長

しばた・ゆうじ/1956年8月4日生まれの62歳。79年3月ジャスコ㈱( 現イオン㈱)入社、2006年9月埼玉事業部長、10年3月イオンリテール㈱事業創造政策チームリーダー、同年5月イオン北海道㈱取締役、11年5月同社社長、14年5月イオン九州㈱社長就任

ショッパーズ上層階を天神ビッグバン協働に活用

10月初頭、福岡市天神のイオンショッパーズ福岡店の上層階をオフィススペースとして賃貸することを発表した。
福岡市の都心部再開発「天神ビッグバン」に協働するもので、5階から8階までの約3500坪を福岡地所に一括賃貸、福岡地所がオフィスにリノベーションして天神地区の建て替えに伴うテナント移転の受け皿とするものだ。柴田社長は「ショッパーズはここ2年、売り上げが伸び続けて業績は順調だが、収益面で見ると、一括賃貸は店舗が縮小する分売り上げは減るものの運営コストも減少し、全館での収益はプラスになる」と見込む。さらに天神ビッグバン以後に関しては、直結するミーナ天神や隣の中央郵便局を含めた再開発にも意識を向けているという。
また今年7月の豪雨災害で休業していたイオン小郡SCは9月末に直営店を中心に営業を再開。通期の業績確保に向け、好調なスタートを切っている。
グループのマックスバリュ九州、イオンストア九州との経営統合も発表。「食品事業会社では年商5000億円の九州ナンバーワンを目指し、非食品事業では、特にキッズ、インナー、HBC、ホームセンター、ホームファッション、サイクルのカテゴリでグループとの連携と九州の特性を出していくことに努める」考えだ。

DATA
所在地/〒812-0016 福岡市博多区博多駅南2-9-11
TEL/092-441-0611
設立/1972年6月
資本金/31億5,600万円
事業内容/総合小売業
従業員/10,591人
営業収益/2,320億7,600万円(2018年2月期)
店舗数/114店舗
関連会社/イオン㈱はじめイオングループ

http://www.aeon-kyushu.info

(ふくおか経済2018年11月号FACE)