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8社目の事業会社、昭和電光を設立  カンサイホールディングス    事業譲受に伴い


 電設資材卸売の九州最大手、株式会社カンサイを中核事業会社とする株式会社カンサイホールディングス(以下カンサイHD、福岡市博多区東比恵3丁目、忍田勉社長)は7月6日、電設資材卸売の新事業会社、株式会社昭和電光(同区板付4丁目、吉田英一社長)を設立した。
 これは、1955年2月設立の老舗、有限会社昭和電光(同所、東出和久社長)から電設資材卸売事業を譲受し、同社名の株式会社を設立したもの。カンサイHDにとっては昨年7月、山口県下関市に設立した同業のエコプラス株式会社に次いで8社目の事業会社。資本金は1000万円。従業員は6人。旧昭和電光の売上高は約2億円だが、売り上げ目標などの事業計画は今後詰めていく。なお、旧昭和電光の東出社長は、新会社顧問に就いた。
 忍田社長は「昭和電光は業歴60年とグループでは日進商会やカンサイに次ぐ歴史を持つが、これを機に社員一同決意を新たにして社業の充実、進展に努めていきたい」と話している。
 カンサイHDは、カンサイが設立60周年の節目を迎えた昨年3月、持ち株会社として設立。資本金9600万円。従業員11人。傘下にカンサイはじめ、電材卸、工事、住設販売・リフォームの事業会社が入り、各社が蓄積してきた高い専門性を有効活用し、グループとして企業価値の最大化を図っている。
カンサイは1948年4月創業、54年3月関西電業株式会社として設立。2002年3月に社名変更。資本金9600万円、従業員200人。15年3月期売上高は前期比5%増の290億8000万円で5期連続の増収増益だった。

 2回目の男子学生ゴルフ大会を9月下旬開催

 また、カンサイHDは9月28日、29日、特別協賛会社として男子学生を対象とした「ALL JAPAN アマチュアゴルフトーナメント2015」を筑紫ヶ丘ゴルフクラブ(筑紫郡那珂川町後野)で開催する。
 同大会は昨年、カンサイ設立60周年記念事業の一環として、「カンサイCUP」と冠し初開催した、ジュニア選手や大学生など次代を目指す学生選手の育成支援を目的とした大会。全国の学生アマチュアゴルファーに呼びかけて互いの技術向上を図るとともに、上位3選手をオーストラリアPGAツアーに派遣出場させ、ゴルフを通して国際親善、交流も図る。
 主催は同大会実行委員会で、事務局は主管のJスポーツ&エージェンシー株式会社(福岡市中央区御所ヶ谷、比田勝真一社長)内に置く。福岡県、福岡県教育委員会、NHK福岡放送局、九州ゴルフ連盟が後援し、個別指導塾スタンダードと子供向けスポーツスクール運営のリーフラス株式会社も協賛する。2回目の今回も全国からアマチュア学生選手100人程度が参加予定。
 忍田社長は「昨年の上位3選手は海外派遣試合で健闘してくれた。2020年の東京オリンピックの正式種目となるゴルフ競技での新たなヒーロー誕生に期待を込めて、継続して大会を支援し、盛り上げていきたい」と話している。