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TheFace2010

ビッグアップル


西本 光春

㈲ビッグアップル 社長

にしもと・みつはる/山口県田布施町出身で、隣家には代61代総理の佐藤栄作の生家がある。1957年2月4日生まれの53歳。尊敬する人は高杉晋作で、自分では「最後の長州人」と自負する(笑)。福岡城西ロータリークラブ会員。今年9月には日韓交流ツーリングで日本から約30人のチャプターらと韓国へ渡った。そこでは現地で合流した韓国海兵隊出身のハーレー愛好家らの好意的な計らいで、軍部隊専用車で軍地境界線(38度線)のDMZ(非武装中立地帯)最前方まで案内される貴重な体験をする。そこでは張り巡らされる有刺鉄線を前に、分団された韓国と北朝鮮の張り詰めた緊張感と現実を肌身で感じ、「嘘とねつ造の無い本当の歴史を学ばないといけない」と強く感じたという

ハーレーを児童虐待撲滅のツールに

11月7日、福岡三越前のライオン広場に、1台のハーレーサイドカーが展示される。そこで開かれるのは「福岡子どもの虐待防止キャンペーン」(主催・福岡子どもの虐待防止キャンペーン実行委員会)。ハーレーダビッドソン福岡では、同キャンペーンを盛り上げようと、イベント専用に調達したハーレーサイドカーを無償提供。1回500円のチャリティー試乗会を実施するほか、午後2時からは多数のハーレーとともに、那の津から渡辺通りを南下するパレードも行う。当日は人気の米国製大型バイク「ハーレーダビッドソン」のお目見えに、天神を行き交う多くの通行者の目を引くだろう。
「児童虐待が社会問題化している今、その防止啓発のために目を引くツールになれば・・・」。ハーレーダビッドソンの正規販売店を県内4カ所で展開するビッグアップルの西本光春社長は、同キャンペーン参画への熱い想いを語る。今後も自ら陣頭指揮を取り、企業や店舗主催のイベントにおいて、3台のサイドカーとドライバーを無償派遣し、児童虐待撲滅にちなんだチャリティー試乗会を積極的に実施する意向だ。「スーパーの開店記念など様々なイベントの客寄せパンダとして、ぜひハーレーを活用してほしい」。要請さえあれば西本社長はどこへでも駆けつける。

DATA
所在地/〒816-0912 大野城市御笠川2-11-2
TEL/092-504-1801
設立/1989年7月
資本金/300万円
事業内容/米国製オートバイ「ハーレーダビッドソン」の販売
従業員/22人
売上高/10億円(2010年6月期)
販売店/ハーレーダビッドソン福岡(大野城市)、ハーレーダビッドソン福岡WEST(糸島市)、ハーレーダビッドソン北九州(北九州市)、HDF2(福岡市)
関連会社/㈲警固

http://www.hd-fukuoka.com

(ふくおか経済2010年11月号FACE)