NEWS

9月の市内オフィス空室率は2・60% 三幸エステート調べ


2カ月連続で低下

賃貸オフィス仲介の三幸エステート㈱(東京都中央区銀座、武井重夫社長)調べによると、9月の市内オフィス空室率は前月比0・07ポイント減の2・60%だった。
規模別では、基準階貸付面積が200坪以上の大規模ビルが前月比0・2ポイント増の1・7%、100坪以上200坪未満の大型ビルが同0・4ポイント減の1・5%、50坪以上100坪未満の中型ビルは同0・2ポイント減の4・3%だった。主要エリア別では、博多駅前が前月から横ばいの2・0%、呉服町が前月比0・1ポイント減の2・0%、天神が同0・3ポイント減の1・9%。募集賃料は前月から146円上昇し坪当たり1万1039円となった。
同社福岡支店では「東京・横浜・大阪に続き、天神エリアにもコワーキングスペース『WeWork』の進出が決まっている。遊休ビル等の有効活用を得意としており、福岡市内での拠点展開が受け皿不足解消の一助として期待される」と分析している。

2018年10月30日発行