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三井松島HD㈱に社名変更し持ち株会社移行 三井松島産業


石炭販売事業は新設・三井松島産業に

石炭製造・販売の三井松島産業㈱(福岡市中央区大手門1丁目、天野常雄社長)は10月1日、持ち株会社制に移行し社名を三井松島ホールディングス㈱に変更、三井松島産業㈱を新設し完全子会社化した。
ストローメーカーなどを企業買収し、経営の多角化が進んでいたことから、グループ全体の経営の効率化や経営資源の最適配分ができるよう、昨年5月に持ち株会社制に移行することを決めていた。中枢である石炭販売事業は新設した三井松島産業に移し、その他の子会社もすべて三井松島HD傘下となる。
三井松島HDは、資本金85億7100万円。前身の三井松島産業売上高は663億円(2018年3月期)、子会社は三井松島インターナショナル、MMエナジー、MM Nagata coal Tech、クリーンサアフェイス、日本ストロー、花菱縫製、エムアンドエムサービス、MMライフサポートなど。従業員は1309人。

三井松島産業社長に小栁慎司取締役

また新設会社の三井松島産業社長に小栁慎司取締役が昇格した。天野常雄氏は代表取締役会長となった。
天野会長は大阪府出身、1958年7月8日生まれの60歳、大阪大学卒、2008年8月同社入社、09年6月執行役員、10年6月取締役常務執行役員、14年社長。
小栁社長は福岡県出身、1958年9月19日生まれの60歳、明治大学卒、82年入社、2007年執行役員、14年取締役常務執行役員14年取締役専務執行役員。

2018年10月30日発行