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和牛小腸の仕入れを開始 LAV


本店のみで提供

もつ鍋専門店「おおやま」を展開する㈱LAV(ラブ・福岡市博多区店屋町、大山力社長)は10月3日から、和牛小腸の仕入れを開始した。
これまでは国産牛の小腸を使用してきたが、この「国産牛」は日本で3カ月以上肥育されているものを指し、さまざまな国を巡った牛でも、日本での肥育期間が最も長ければ国産牛とされる。一方、今回仕入れを開始した「和牛」は、日本において独自の基準で交配、肥育されているもの。同社では主に九州産の和牛小腸を仕入れる。この和牛小腸を入れた「和牛もつ鍋」を、本店(同所)のみで提供開始し、11月からは「大阪駅店」でも取り扱う予定。価格は従来と同じく一人前1380円(税別)。
同社では「これまで和牛もつが入っている場合もあったが、それ以外のもつが混在している場合もあったため、『国産牛もつ』とは言えても、完全な『和牛もつ』とは言えない状況だった。この機会に和牛もつ鍋の美味しさを味わっていただければ」と話している。
同社は2007年9月設立。資本金500万円。福岡市内に8店舗、県外では長崎、大阪、横浜、東京、仙台に7店舗の合計15店舗を展開している。従業員数は正社員27人、パート・アルバイトが286人。18年8月期売上高は25億円を見込んでいる。

2018年10月23日発行