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悪天候の影響受けるも中間期増収減益 きょくとう


人件費の高騰で減益

ホームクリーニング業の㈱きょくとう(福岡市博多区金の隈1丁目、牧平年廣社長)の2018年中間期決算は、売上高が前年同期比0・8%増の39億2200万円、経常利益が同1・9%増の5億5500万円、純利益は同3・2%減の3億3400万円と増収減益となった。
新規出店として新たに6店舗を出店し、うち3店舗は今年3月1日付の事業の一部譲受けによって大阪府内で店舗を取得した。また、不採算店の閉鎖や取次店オーナーの高齢化に伴い34店舗を閉店したことで前年同期よりも28店舗減少したが、季節ごとのキャンペーンで「特別会員数」の増大と販促強化を実施。6、7月の豪雨や台風、記録的猛暑などの天候の影響を受けるも増収となった。しかし、前期に設けた新しい店長制度に基づき店長を直営店配置したことなどで人件費が増加しているという。
通期(19年2月期)目標では、売上高は前年同期比5・5%増の70億円、経常利益は同20・7%増の3億5000万円、営業利益は同22・6%増の2億4500万円を見込んでいる。

2018年10月16日発行