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企業主導型保育園と契約提携 五洋食品産業


女性が働きやすい職場に

冷凍菓子製造販売の五洋食品産業㈱(糸島市、舛田圭良社長)はこのほど、糸島市の企業主導型保育園「あっぷる保育園」と契約提携し、従業員に対し働き方に応じた保育サービスを提供する。
現在、同社の従業員が製造工場勤務など含め146人。そのうち99人が女性で大半を占めることから、保育サービスを充実させることで子育てしながらも働きやすい環境を整える。あっぷる保育園は10月15日、糸島市神在に開園、同市初の企業主導型保育園になる。定員数80人。提携企業の従業員の子どもが利用できる「企業枠」が40人、従業員以外の子どもが利用する「定員枠」が40人となり、五洋は企業枠となり、優先的に預けることが可能になる。月額保育料は0歳児が3万5900円、1・2歳児が3万5700円、3歳児が3万1600円、4・5歳児が2万8100円。午前7時~午後8時まで利用でき、1日4~5時間、週2~3回などの一時預かり保育、パートタイム、日祝日の働き方によって柔軟に対応できるのが特徴。同社では「働きたいが、子どもを預けられないために仕事に復帰できない方が多数いるのも事実。企業としてできることは職場環境を整えていくこと、そして採用にもつなげていきたい」と話している。

2018年10月2日発行