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10月20日に新エントランス施設オープン 福岡市動物園


飲食・物販、展示施設など新設

ために2006年度から実施している大規模リニューアルの一環で、エントランス部分は16年度から工事を進めていた。新エントランス施設には動物園の正門や総合案内所のほか、新たに動物情報館、飲食施設、物販施設が入る。「動物情報館」は最新のデジタルコンテンツを使った体験型の展示施設で、ワークショップや講座などのイベントも実施予定。飲食施設「カフェ ランブレ」では地元の食材を使ったメニューや、トリゼンフーズ㈱(同市博多区千代)、㈱山口油屋福太郎(同区那珂)とのコラボレーションメニューなどを提供し、無料エリアとして入園者以外も利用できる。物販施設「ギフトショップ プチ モンド」では、動植物園オリジナルグッズ、地元菓子メーカーとのタイアップ商品などを揃え、飲食施設と同様に入園者以外も利用できる。施設オープンに合わせ、89台収容の駐車場、42台収容(自転車39台、バイク3台)の駐輪場も供用を開始する。同園では「今年の夏は天候などの影響を受けたが、秋の新たな施設の完成を弾みに入園者数増加につなげたい」と話している。
施設の大規模リニューアルは「福岡市動植物園再生事業」として、2025年度までをめどに20年計画で進めており、今後も展示施設のリニューアル等を予定している。

2018年9月26日発行