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第三者割当増資で約7000万円調達 Pear


システムの改良費用に

EC事業やソフトウェア開発を手がける㈱Pear(福岡市中央区大名1丁目、島井尚輝社長)は9月15日、投資業などの3社と個人投資家1人から第三者割当増資により約7000万円の資金を調達した。
同社が開発したEC店舗運営をサポートするシステム「オムニコア」の改良費用として活用する。引受先はVC(ベンチャーキャピタル)の㈱iSGSインベストメントワークス(東京都港区、五嶋一人社長)、大分ベンチャーキャピタル㈱(大分市東大道、黒木達夫社長)、ベンチャー支援の㈱nomad(東京都港区、小笠原治社長)と個人投資家1人。
島井社長は「VCとのトークイベントや、福岡市が実施するスタートアップ企業向けの面談などで出資者と出会い、今回の資金調達につながった」と話している。
同社は2017年8月設立。資本金5170万円。従業員数25人。開発を進める「オムニコア」はEC事業向けにサイト開設から運営、売り上げ拡大までの最適な運用方法などをサポートするシステムで、8月のリリースから1カ月で40社が導入している。
島井社長は宇美町出身。1994年7月18日生まれの24歳。九州工業大学情報工学部卒。大学在学中からWeb開発やマーケティング事業などにフリーランスのエンジニアとして携わり、卒業後に起業。趣味は音楽鑑賞。

2018年9月26日発行