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島原地区でガス販売、保安点検の新会社 西部ガスなど4社


営業拠点、業務を集約化し一体運営

西部ガス㈱(福岡市博多区千代1丁目、酒見俊夫社長)と子会社の西部ガスエネルギー㈱(糟屋郡粕屋町、平島孝三郎社長)、LPガス販売の㈱チョープロ(長崎市、荒木健治社長)、ガス工事の星野管工設備㈱(同、谷村正夫社長)の4社は、長崎県島原地区で都市ガスやLPガス販売を一体的に運営する新会社「島原Gエナジー㈱」を10月1日付で設立する。事業開始は来年4月から。
現在の西部ガス島原営業所、西部ガスエネルギー島原営業所、チョープロ島原営業所、星野管工設備島原支店崩山店を廃止し新会社に集約。ガスの販売やガス設備定期保安点検、検針など、それぞれの業務スキル・ノウハウを一体的に運用することで効率的なエネルギーの安定供給を図る。新会社の資本金は6000万円で、出資比率は西部ガス51%、チョープロ34%、西部ガスエネルギー12%、星野管工設備3%。本社は西部ガス島原営業所(島原市高島2丁目)に置き、社長には深堀彰西部ガス事業体制検討プロジェクト部長が就任する予定。従業員数は各社から出向する30人程度。同社では「島原地区に根差した総合エネルギーサービス企業として地域の発展に貢献したい」と話している。

2018年9月19日発行