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美里町と包括的連携協定を締結  熊本市の熊本学園大学    通算10例目


 熊本学園大学(熊本市中央区大江2丁目、幸田亮一学長)は8月31日、美里町(熊本県下益城郡、上田泰弘町長)と包括的連携協定を締結した。同大学が連携協定を結んだのは熊本市、人吉市、合志市、菊陽町、山鹿市、大津町、菊池市、一般社団法人熊本県工業連合会、山都町に次いで10例目となる
 同大学では3年前から同町社会福祉協議会の協力を得て、社会福祉学部によるフィールドワークの一環として管内の高齢者住宅を訪問する活動を実施しており、今回の協定締結でさらに協力関係を深め、連携の幅を広げることで地域社会の活性化および地域産業の発展、地域福祉や国際交流、各種活動に関する人材交流や育成を図るのが狙い。 
 提携後は農業を中心とする産業活性化プロジェクトや住環境向上プロジェクト、各種教育プロジェクトなど様々な分野において、両者担当部署による協議を行い、具体的な連携事業に取り組む方針。
 同大学では「今回の連携で産業発展や人材育成、福祉の問題、訪日観光客への対応など、さまざまな形でお手伝いできることがあると考えている。学生や教職員が美里町を学ぶことで、成長の機会が得られることと期待している」と話している。