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中央区六本松の新庁舎で業務開始 福岡高等裁判所


8月20日から、4裁判所を集約

福岡高等裁判所は8月20日から、同区六本松4丁目に建設していた新庁舎で業務を開始する。
旧庁舎は同区城内の舞鶴公園域内に立地していたが、施設の老朽化や舞鶴公園・大濠公園の一体整備などのため、九州大学六本松キャンパス跡地に移転した。新庁舎の敷地面積は約2万㎡。建物は地下2階、地上12階建て、延べ床面積は約5万6480㎡。高等裁判所のほか地方裁判所、家庭裁判所、簡易裁判所、福岡第一検察審査会、第二検察審査会の機能を同一の建物に集約する。家庭裁判所の業務開始日は8月27日から。福岡高裁では「4裁判所と検察審査会の機能集約は、全国でも初の事例。効率化や来庁者の利便性向上につながれば」と話している。
同エリアでは裁判所のほかに、検察庁が移転する福岡第2法務総合庁舎、福岡県弁護士会館の建設が進んでいる。

2018年8月14,21日合併号