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中間期売上高は1・8%増の約663億円 ロイヤルHD


7期連続増収

ロイヤルホールディングス㈱(福岡市博多区那珂3丁目、黒須康宏社長)の2018年12月期の中間連結決算は、売上高が前期比1・8%増の662億9900万円、経常利益が同8・3%減の21億1700万円で2期ぶりの増収減益となった。
外食、コントラクト、ホテル事業の新規出店効果に加え、機内食事業もインバウンド需要で堅調に推移し7期連続の増収。その一方で専門店などの計画に基づく出店コストの発生や生産性向上を目的としたシステム投資などが影響し、営業利益は同6・3%減の20億5600万円、純利益が同20・9%減の10億9200万円で、経常益とともに2期ぶりの減益となった。
通期は売上高が1335億円(同0・4%増)、経常利益は56億円(同7・6%増)の増収増益を見込んでいる。

天丼専門店の台湾、香港1号店を年内出店へ

またロイヤルHD100%子会社で天丼専門店などを展開する㈱テンコーポレーション(東京都台東区、村松益次社長)は、「天丼てんや」の台湾、香港1号店を年内に出店する計画がある。
同社は2013年からタイ、インドネシア、フィリピンの3カ国で天丼てんやを出店し海外展開を推進。今回はかねてからロイヤルホスト事業で合弁関係にあった台湾の総合電機メーカー「台湾東元電機グループ」との間で新たに合弁会社を設立、また香港においてはアジアでデザート専門店を展開する現地企業とフランチャイズ契約を締結している。両地域とも外食頻度が高く日系外食の認知度、和食のニーズも高い有望市場と位置付けており、今後順次店舗網を拡大していく。

2018年8月14,21日合併号