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クラウド対応型文書管理システム発売  富士通九州システムズ


従来品より2割業務短縮、50社導入目指す

ソフトウエア開発の㈱富士通九州システムズ(FJQS・福岡市博多区東比恵1丁目、松井和男社長)は8月1日から、クラウド対応型文書管理システムを販売開始した。
商品名は「GLOVIA smart ECM SaaS」。利用企業が所有する紙文書やファイルサーバに蓄積された資産をクラウド上に保管、業務効率化を支援するシステム。
同社ではこれまで、文書管理システムを導入企業の自社内設備で運用するオンプレミス型で提供してきた。特に、製造業で図面管理等で実績がある。今回は、累計450セットを出荷した既存の文書管理システム「GLOVIA smart ECM」をクラウド化した。これにより、文書検索業務の約2割が短縮可能という。新商品の価格はスタンダード基本サービスが月額7万円、プロフェッショナル基本サービスが月額20万円。2020年度末までに約50社の導入を目指す。

2018年8月7日発行