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総務部内にリモートワーク研究所を開設 スリーアールグループ


働き方改革の一環で

パソコン周辺機器・デジタル機器の製造販売、太陽光事業などを展開するスリーアールグループ(福岡市博多区東光2丁目、今村陽一社長)は、6月から総務部内に「リモートワーク研究所」を開設した。
産前・産後休業中の社員が会社の一員として働ける仕組みづくりを進める一環で開設したもの。ライティング業務など必要な準備が少ないものからスタートし、今後はデザイン、通販サイトの商品ページ作成など、各部署からリモートワーク可能な仕事を抽出し、幅を広げて大きく運用していく予定。社内でリモートワークでも対応できる仕事を研究所に登録し、希望する社員が出た場合、担当者と本人が無理なくできる仕事量、時間を踏まえて協議、自宅、もしくは好きな場所で仕事に就く流れ。
今村社長は「仕事も家庭も大事。それが前提にあることが、個人だけでなく会社にも有益であると示すべく、リモートワークを推進していく」と話している。
グループ中核企業のスリー・アールシステムは2001年5月設立。資本金1000万円。2018年3月期グループ売上高は18億円。今村社長は大川市出身。1977年10月21日生まれの40歳。岡山大学文学部卒。趣味は読書。

2018年8月7日発行