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能古島産の果実を使用したジャムを期間限定販売 ピエトロ


若手中心のプロジェクト第1弾

東証1部上場でドレッシング製造・販売やレストラン事業を展開する㈱ピエトロ(福岡市中央区天神3丁目、高橋泰行社長)は、同市西区の能古島にあるグループの農場で育てた果実を使用したフルーツジャムなどを7月4日から2カ月限定でJR博多駅ビルの百貨店「博多阪急」(博多区博多駅中央街)で販売している。
野菜サラダなどにかけるドレッシングを主力商品とする同社では、社員が野菜そのものに向き合うため、2003年からグループの農場「のこベジファーム」で社員自ら土を耕し、少しずつ畑を増やしてきた。今年春からは若手社員が中心となって、同農場で収穫した旬の青果を使って同社シェフが手間をかけておいしいものを作る「能古島おいしいPROJECT」を始動。今回その第1弾として商品化したもので、今後もブランド価値を高める商品づくりなどの活動を進めていく。
今回発売した「おいしくなれと願って煮込んだフルーツジャム」は、グランドレモン、ゆず、すみかん、すももの4種類。その名の通り、大切に育て収穫した果実をシェフが手作業で下ごしらえをし、グラニュー糖のみでじっくり煮込んで作った。保存料や着色料、香料は使っていないため、果実そのものの味を楽しめるという。価格は各735円(税込み)。また、7月中旬からは国産たまねぎで作った酢に同農場産のレモン果汁を加えた「たまねぎ酢の万能調味料」(価格670円)も発売した。

2018年7月24日発行