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広川町の吉永商店に3億円を協調融資  筑後信用金庫と商工中金久留米支店


 筑後信用金庫(久留米市東町、農塚勉理事長)と商工中金久留米支店(同市東町、島名浩一支店長)はこのほど、廃棄物処理業の吉永商店株式会社(八女郡広川町、吉永保仁社長)に廃棄物処理工場の建設資金の一部として3億円を協調融資した。
 融資額の内訳は筑後信用金庫2億円、商工中金1億円。同社は一般、産業廃棄物の処理から資源物の回収、再資源化まで幅広く展開。今回、大手企業との取引開始などによる取扱量増加に対応するため、総投資約3億1000万円かけて本社工場の隣地に廃棄物処理工場を新設、7月から操業開始した。新工場には、飲料缶やペットボトルなどの選別・圧縮機を導入し、月間処理能力約300トンを確保している。2000年1月設立、資本金1000万円、従業員23人(2015年6月)。