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新業態を天神地下街にオープン  リンクイット    都市型販売チャネルを構築


 婦人服の製造卸、小売りの株式会社リンクイット(福岡市博多区山王1丁目、森健太郎社長)は9月17日、同市中央区天神2丁目に新業態の店舗をオープンした。
 店舗名は「アトリエ・ド・ブージュルード 天神地下街店」。場所は天神地下街の東5番街206区画で、店舗面積は72・7平方m。同社ではショッピングモールなどの郊外型店舗を中心に婦人服店を展開しているが、新たに都市型の販売チャネルを構築し旗艦店としてブランドイメージを発信する。都会で働く28~35歳の女性をターゲットに、パリで働く女性のスタイリングをヒントに、日本人目線でアレンジした商品を展開する。国内や海外ブランドのセレクト商品を5割強取りそろえ、今後は同店舗限定で販売するオリジナル商品を3割強拡充する。客単価は2万円以上を目指し、初年度売上目標は1億5000万円。スタッフは岩元悠紀店長を含む5人。営業時間は午前10時~午後8時。

 ミーナ天神の既存店をリニューアル

 また、9月18日、同区天神4丁目の既存店をリニューアルオープンした。
 リニューアルしたのは商業施設「ミーナ天神」に入居する「ブージュルード アーバン ミーナ天神店」で、「ブージュルード イン カバナ ミーナ天神店」にブランド、店舗名を変更。入居する商業施設のリニューアルのタイミングに合わせ、重要店舗を「カバナ」へと切り替えている。1階フロア内で移転し、店舗面積は約2倍の125・6平方mとなり、コスメコーナーを新設した。内装は、リゾート地「ニース」をイメージし、白を基調にした店内にベッドを置くなど、リラックスできる空間を演出している。ターゲットは30代~40代の主婦層。客単価は既存店に比べ1・3倍の1万3000円を目指し、初年度売上目標は1億3500万円。スタッフは2人増員し、馬場暁子店長を含む7人体制となった。
 同社は2000年7月設立。資本金1億円。従業員445人。14年8月期の売上高は78億7000万円。婦人服店「ブージュルード」を中心に全国約100店舗展開する。