ゼオライト

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「技術革新」に取り組み強固な一体感を

ホテルや工場を中心とした大型物件の新規受注が好調で、７月決算では８期連続の増収を達成したゼオライト。８月には東京営業所の支店格上げと事務所の拡張移転を実施。嶋村謙志専務を支店長とする新体制のもと、首都圏で広域化するプラントの保守・メンテナンス需要における対応力のさらなる強化を図っている。
「責任感が強く、現場を統率してきた専務が東京に異動になったのは大きい。しかしその穴を埋めようとする社員一人ひとりの士気の高まりを感じる。今回の人事はこれからの社員が飛躍する好機にしてほしい」と期待を寄せる河村勝美社長。家業から企業への大きな転換期を迎えている同社にとって、後継者をはじめ次世代幹部の育成は急務。その要にあるのが、工学博士の河村恭輔会長がこれまで築き上げた卓越した技術力の継承と、モノづくりの企業として常に技術革新に挑む姿勢、そして何より社員の自覚だ。
「当社はあくまで高い技術を強みとする会社。それを社内で再認識し、社長、幹部、現場が一体となった強い組織を作ることで、厳しい競争に打ち勝っていきたい」と語る河村社長。永続企業へ向けた強固な組織づくりは着々と進んでいる。

ＤＡＴＡ
所在地／〒812-0893 福岡市博多区那珂5-1-11
TEL／092-441-0793
創業／1969年11月
設立／1970年8月
資本金／9,000万円
事業内容／水処理（逆浸透膜処理）プラントの企画・設計・製造とメンテナンス、ＲＯミネラルウォーター「わかみず」の宅配
売上高／27億2,000万円（2013年7月期）
従業員／100人（パート含む）
拠点／（支店）東京（営業所）大阪、岡山、熊本、大分、長崎、北九州（工場）プラント組立工場、わかみず工場　関連会社／㈱アクアゼオライト
www.zeolite.co.jp/

（ふくおか経済 2013年11月号FACE）