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熊本の伝統工芸品とのコラボうちわ発売 鴛海織物工場


博多織の柄をデザイン

博多織と関連商品を製造、販売する㈱鴛海(おしうみ)織物工場(福岡市博多区下川端町3丁目、鴛海伸夫社長)は6月8日、熊本の工芸品とコラボしたうちわを発売した。
熊本県の伝統工芸品である「来民(くたみ)渋うちわ」を生産する栗川商店とのコラボ商品。和紙に柿渋を塗ることで、茶色の淡い色が出ることが特徴。博多織の「市松柄」と、「博多券番」の芸妓の後ろ姿をデザインし、色は5色展開で価格は1620円(税込み)。ターゲット層は30~60代の女性。同所にある直営店「HAKATA JAPAN」のほか、自社オンラインショップでも販売する。鴛海社長は「これから花火大会などのイベントも増えるので、ぜひ1度使っていただければ」と話している。
同社は1928年創業、54年設立。資本金1000万円。従業員数は約10人。

2018年7月3日発行