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介護分野IT機器開発の中国企業と提携 プラッツ


医療介護用電動ベッドの拡販強化

介護用ベッド、ベッド周辺機器メーカーの㈱プラッツ(大野城市仲畑2丁目、福山明利社長)はこのほど、中国・上海市で介護サービス用IT製品の開発販売、介護施設の運営およびコンサル業務を展開する上海偉賽智能科技有限公司(丁勇代表)と業務提携契約を締結した。
上海偉賽智能科技はAIやセンサーを活用した介護サービス用IT製品の開発、販売を手掛けており、子会社では「愛照護」ブランドの介護施設を展開。現在70施設を管理・運営している。同ブランドの介護施設に対してプラッツの医療介護用電動ベッドを3年間で130施設、1万台の導入を目指す。また上海偉賽智能科技が開発中のAI搭載ベッドや見守りセンサー、自宅リハビリロボットなどの製品に関して、プラッツが製造や日本仕様に関するアドバイスとサポートをする。これらの製品について、上海偉賽智能科技はプラッツに日本国内の総販売権を与える。上海偉賽智能科技は2007年4月設立。資本金178万人民元(1人民元=17円で3026万円)。
同社は1992年7月設立。資本金5億8205万円。2017年6月期売上高は50億7100万円。従業員255人(連結)。15年3月に東証マザーズと福証Qボードに上場。福山社長は北九州市小倉南区出身。1958年7月23日生まれの59歳。福岡大学法学部卒。趣味はゴルフ。

2018年7月3日発行