NEWS

新局長に塩田康一大臣官房審議官 九州経済産業局


髙橋前局長は経産省大臣官房付に

九州経済産業局(福岡市博多区博多駅東2丁目)の新局長に、塩田康一(しおた・こういち)大臣官房審議官が就任した。髙橋直人前局長は経済産業省大臣官房付に就いた。6月20日付。
塩田局長は鹿児島県出身。1965年10月15日生まれの52歳。ラ・サール高校、東京大学法学部卒。88年4月通商産業省入省(大臣官房企画室)、2002年6月外務省在イタリア日本国大使館一等書記官、05年6月商務情報政策局環境リサイクル室長、12年6月中国経済産業局総務企画部長、13年6月経済産業政策局地域経済産業政策課長、14年7月内閣官房地域活性化統合事務局参事官、15年1月内閣府本府地方創生推進室参事官、16年6月内閣府本府地方創生推進室次長、17年7月大臣官房審議官(産業保安担当)。
6月26日の就任会見で、塩田局長は「経歴の中で、近年は地域経済活性化、地域振興に関わる部署が多かった。引き続き、九州で地域活性化に取り組めることを嬉しく思う。自動車や半導体などの産業が厚く集積しているほか、農林水産や食品、観光、医療・バイオなど、それぞれの地域の特色を生かしながら取り組みがなされている。さらなる生産性の向上や、支援をしていきたい」とあいさつ。今年度の取り組みについて「まずは熊本地震や九州北部豪雨の復興・復旧支援。それから7月には熊本市で経済産業省主催の『地域未来牽引企業サミット』が開催される。活動を通じて地域を牽引する企業を支援し、そこからヨコの展開を図っていきたい」と話した。

2018年7月3日発行