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新社長に秦取締役が就任 九州昭和


梅崎社長は取締役を退任し会長に

㈱カンサイホールディングス(以下カンサイHD)傘下の事業会社で電設資材卸売の九州昭和㈱(北九州市八幡西区竹末1丁目)の新社長に5月18日付で秦和弘(はた・かずひろ)取締役福岡支店長が就任した。
これは、2009年の設立時から同社を率いてきた梅崎慎也社長が70歳を迎えたのを機に勇退を申し出たことに伴う社長交代。梅崎氏は取締役を退任し、会長(顧問待遇)に就任した。なお、カンサイHDの忍田勉社長は引き続き代表取締役を兼務する。秦新社長は「カンサイHDグループにあって、電線商社をルーツとし工場・プラント向け電材販売に強みを持つ特色を生かし、さらに販路拡大を推進したい」と抱負を語っている。
秦氏は飯塚市出身。1957年5月11日生まれの61歳。福岡大学商学二部卒。76年4月陸上自衛隊(春日駐屯地)入隊、81年3月除隊。同年4月昭和電気㈱入社(福岡支店)、94年10月福岡西部営業所長、98年10月福岡支店課長、2004年4月北九州支店長、06年3月福岡支店長を歴任。09年3月九州昭和㈱福岡支店長を経て、12年5月から取締役福岡支店長を務めていた。社長就任に伴い、5月22日付でカンサイHDの取締役にも就任した。趣味は乗馬、ゴルフ。
九州昭和は2009年2月、電線商社の昭和電気㈱とその関連会社のSK電販㈱から九州地区における電材部門の販売営業権を譲り受け、㈱カンサイの100%出資で設立、同3月営業開始。14年3月持ち株会社体制始動に伴い、カンサイHDの100%出資に。資本金は1000万円。社員数は18人。本社と福岡支店の2拠点体制で、18年3月期売上高は前期比8・9%増の14億4077万円だった。

2018年6月26日発行