NEWS

特別養護老人ホーム設置・運営事業者を募集 春日市


定員は1施設80床

春日市(井上澄和市長)は6月1日、市内全域を対象に特別養護老人ホーム設置・運営事業者の募集を始めた。
同市高齢者福祉計画および介護保険事業計画に基づき、団塊の世代がすべて後期高齢者となる2025年のサービス需要を見据えたサービス提供を整備するもの。施設種別は広域型特別養護老人ホーム(ユニット型)で、定員は80床。申請書類の応募期間は今年6月1日~9月28日まで。同10月中旬~下旬にプレゼンテーションおよび事業者ヒアリングを行い、11月中旬に整備事業者を決定する。
また、今回の公募で選定された事業所に対し、福岡県補助金の活用も予定している。「福岡県高齢者福祉施設等施設整備費補助金」の対象事業は施設整備に必要な工事費(土地造成費、外構工事費、植栽工事費、発掘調査費、地質調査費などを除く)および事務費(工事費または工事請負費の2・6%に相当する額が限度額)で、補助単価は1定員あたり350万円を補助する予定。また、「福岡県地域密着型施設等整備補助金」では施設などの開設時に必要な初度経費(設備整備、職員訓練期間中の雇上げ、職員募集経費、普及経費、その他事業立ち上げに必要な経費など)を対象とし、補助単価は1定員あたり50万円を予定している。詳細・問い合わせは春日市健康推進部高齢課まで。

2018年6月19日発行