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下関市の松岡にIC港湾関連用地分譲  福岡市    青果市場関係用地は福岡大同青果に


 福岡市は、アイランドシティ(IC)の港湾関連用地約2・3ha区画を山口県下関市の物流業・株式会社松岡(松岡隆雄社長)に、青果市場関係者事業用地約1haを福岡大同青果株式会社(福岡市博多区那珂6丁目、大野憲俊社長)に分譲する。
 松岡が購入するのは同市東区みなと香椎3丁目、新福岡市青果市場予定地の北側の2万2955平方m。分譲価格は29億円(分譲単価12万6334円/平方m)。計画では倉庫用地・配送センター用地として、延べ床面積3万5115平方mの7階建て冷蔵庫棟と6階建て事務所棟を建設。2018年9月の操業開始を予定している。
 福岡大同青果が購入するのは新福岡青果市場予定地の西側の1万96平方m。分譲価格は10億858万円(同9万9900/平方m)。計画では一部2階建て延べ床面積5400平方mの倉庫・配送センターを建設。2019年1月の操業開始を予定している。
 松岡は1950年設立、資本金は5000万円。事業内容は水産物および水産加工品の輸入・販売、水産加工品の製造販売、自社冷蔵倉庫を基盤とする物流総合サービス。売上高は341億円(2014年度実績)。従業員数は388人。
 福岡大同青果は1960年設立、資本金は2億円。事業内容は野菜、果実など農産物および加工品の卸売で取扱高は九州、中四国エリアで最大。売上高は631億円(2013年度実績)。従業員数は167人。