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漢方薬草に水素を融合したサプリ発売  りんどう漢方薬品    不妊の改善にも効果


 漢方薬店と自然療法整体院を併設したサロンを経営する株式会社りんどう漢方薬品(福岡市中央区桜坂1丁目、因幡美子社長)は、漢方薬草に水素を融合したサプリ「翡翠・ひすい」を完成させ、販売を開始した。
 同商品は、宮崎・高千穂地方で「神の草」と呼ばれていた薬草の日本山人参(ヒュウガトウキ)を主成分にしている。完全無農薬で、手摘みで栽培したものを1年間乾燥、熟成させたものだけを配合し、「抗動脈硬化作用や抗糖尿病作用、抗アレルギー作用といった効果がある」とされる。また、皮膚がんの治療に使用されたことで注目された「アガリスク」を配合し、「免疫力の向上や抗がん作用などの効果がある」という。病気や老化の元となる悪玉活性酸素を除去するとされる水素も配合した。価格は30粒入りで1万2800円(税込)。同社の因幡社長は「体の不調を改善することに加え、不妊に悩む女性にも高い効果が見込めるので試してほしい」と話している。
 同社は2014年7月設立。資本金800万円。従業員は23人。因幡社長は福岡市出身。1975年3月18日生まれの40歳。証券会社に勤務後、同市の堺整骨院グループで鍼灸師、柔道整復師として15年務めながら漢方を学び、昨年7月に独立してサロンを開業した。今年8月には天神イムズ地下1階に2店舗目のサロンをオープンしている。