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通信販売の消費・利用実態1万人調査 電通九州


健康や美容に関する悩みや対策などを調査

広告代理業、㈱電通九州(福岡市中央区赤坂1丁目、堀宏明社長)は5月14日、ダイレクトマーケティング部が昨年10月に実施した通信販売の購入実態・購買意識に関する大規模調査「通信販売利用実態 女性1万人調査」を発表した。
全国トップクラスの通販広告取り扱い実績を誇る同社では、「通販を科学する」を合い言葉に定量データを使った利用実態調査や広告表現反応リサーチ、通販TV広告データベースの3つの独自手法を構築。蓄積したデータを科学的に細かく分析し、“売れる販促広告づくり”を実証的に進めている。今回は過去3年以内に通販利用経験のある30歳以上の女性1万人を対象に、健康やスキンケアに関する悩みの実態と対策の状況、各原料・成分に関する認知・理解状況などを調査し、健康と美容に関する総合データベースを構築した。大規模サンプル調査のため、都道府県単位での消費実態や意識を比較することが可能。また、健康食品の悩み別、化粧品のアイテム別の利用ブランドに加えて、相互の利用併売状況などが把握できる。
調査から得られた主なファインディングスは次の通り。
《総合》美容・健康に関する悩みはいずれも急増。
《第1部 化粧・スキンケア》①美容に関する女性の悩みトップは「白髪」②プラセンタやセラミドなど、コラーゲン以外の美容成分の期待度が上昇③化粧品・スキンケアアイテム利用継続年数ランキングでは美容液が最も短い結果に④「商品他社買い替え度」都道府県ランキング第1位は「鹿児島県」。
《第2部 健康食品・サプリメント》①目・肩・腰の悩みは顕在。日本の女性は働きすぎ?②ダイエットはもうサプリに頼らない?「薬」で解決する女性増加中③成分利用意向ランキング、「乳酸菌」が「コラーゲン」を逆転③日本の女性は「元気」不足?「お酢」「にんにく」サプリを愛用する女性多数④「商品他社買い替え度」都道府県ランキング第1位は「宮崎県」。

2018年6月12日発行