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第三者割当増資で1872万円を調達  はかた匠工芸


販路拡大など運転資金に

博多織を製造、販売する㈱はかた匠工芸(大野城市仲畑2丁目、藤永新一社長)は6月29日、第三者割当増資を実施し、1872万円を調達する。
債務超過となっている現状を改善する目的で調達し、運転資金に充てていく。国内外への販路拡大を図るほか、男性着物の自社ブランド「SAMURAI(サムライ)」の知名度向上などに力を入れ、企業価値向上を目指す方針。出資企業は、呉服や宝石卸販売の京商㈱(京都市、野田尚志社長)、和装小物を卸販売する木村実業㈱(同、東龍之社長)、帯製造のとなみ織物㈱(同、砺波修社長)など6社と個人投資家4人。
同社は2007年3月設立。資本金1億885万円。親会社は日本和装ホールディングス。14年7月に東証・東京プロマーケットに上場している。17年12月期売上高は12億4100万円。

2018年6月12日発行