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コンクリート製品出荷順調で2期ぶり増収  ヤマウ中間期    通期は9億円の黒字見込む


 コンクリート製品製造、販売業の株式会社ヤマウ(福岡市早良区東入部5丁目、中村健一郎社長)の15年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比5・8%増の75億5400万円、経常損益が1億8100万円の赤字(前期は1億6600万円の赤字)となった。
 前倒し受注などによって主力のコンクリート製品の出荷が順調に進んだことや、水門・堰(せき)の製造、施工、コンクリート構造物の点検・調査事業などが大きく伸び2期ぶりの増収。これに伴い経常損失も期首予想の2億2000万円から赤字幅を縮小した。公共工事の比重が高い同社では、下期偏重の特性を有していることから、下期は売り上げ増とともに利益確保も見込まれるため、通期は売上高が210億円(同1・3%増)、経常利益は9億円(同1・4%)の黒字決算を見込んでいる。