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中元商戦5月30日からスタート 岩田屋三越


客単価は前年増を予想

㈱岩田屋三越(福岡市中央区天神2丁目、細谷敏幸社長)は、5月30日から中元商戦をスタートさせる。
カタログ掲載点数は岩田屋本店で約2700点、福岡三越で約2200点。例年のように、ビールや洋菓子、明太子やハムといった商品の人気が予想される中、今年は岩田屋本店で地域密着、福岡三越で復興応援ギフトをテーマに商品を取りそろえた。また、同社社員が「岩田屋三越ファーム」として地元生産者とともに生産に取り組む八女茶も販売する。このほか、昨年の中元商戦から福岡三越で販売した体験型商品「コトギフト」も用意した。
取扱商品のうち、岩田屋本店で1600点以上、福岡三越で1400点以上は全国送料無料で対応する。
単価予測で、一品単価4060円、客単価1万9200円と、いずれも昨年より上回るが、法人需要の落ち込みで売上げ目標は前年並みを予想。一方の「コトギフト」は昨年の中元は振るわなかったものの、昨年の歳暮から富裕層を中心に問い合わせが増えているといい、今回で50件の受注を目指す。
中元商戦は同日の福岡三越を皮切りに、6月1日の岩田屋久留米店、同6日の岩田屋本店、郊外型の岩田屋サロン・エムアイプラザ各店と順次開始。インターネットは5月30日からスタートする。

2018年5月29日発行