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福大生と「内定返上プロジェクト」を開始 カウテレビジョン


採用担当者の負担減へ

採用活動向けの企業紹介映像制作などを手掛ける㈱カウテレビジョン(福岡市中央区天神3丁目、髙橋康徳社長)は4月から福岡大学(同市城南区七隈8丁目、山口政俊学長)の学生とコラボし、採用担当者の負担軽減を目指す「内定返上プロジェクト」を始めた。
同大学経済学部の講義「ベンチャー企業論」(阿比留正弘経済学部教授)のプロジェクトチームと共同で、県内就活生で内定を複数所有する学生に、第一希望以外の内定を早期返上することで、各企業採用担当者の負担軽減や、他の学生が受験する機会の創出を図る。同社発信で促すとし、今年末まで活動したデータを今後同社の事業に活用するという。髙橋社長は「企業も学生に配慮する文化は大切だが、学生も企業側に寄り添うことで騙し合いや不信感を抱くような新卒採用の現状を変えていく啓蒙活動として取り組んでいく」と話している。

2018年5月29日発行