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中国で開催のロボット競技大会に出場 ニワカソフト


日本チームの出場は初めて

SEO・マーケティング、IoT事業のニワカソフト㈱(福岡市中央区清川1丁目、古賀聡社長)内で学生やエンジニアを集めて結成していたロボット開発チームが、7月20日から中国・広東省深圳で開催されるロボット競技大会本選に出場する。日本チームの出場は初めて。
同社は学生やエンジニアを支援して、技術系人材の雇用促進やプログラミング教育を拡充することなどを目的に、昨年7月に博多区博多駅前3丁目に作業場や練習場、コワーキングスペースを設けたロボット開発拠点を開設。学生やエンジニアら35人で構成した開発チームを組織して競技用ロボット製作に取り組んでいた。
出場するロボット競技国際大会「ロボマスターズ」は、中国のドローン製造最大手DJI社が開催する大会で、参加者はオリジナル設計のロボットを操縦してボールを発射し、対戦相手のロボットに取り付けられた的に当てたポイントで勝敗を決める。チームは4月に予選通過していた。本選には約110チームが進み、10日間の総当たり戦で優勝を決める。試合は全世界にインターネット配信され、昨年は6カ国から216チームが参加し、1300万人がライブ視聴した。
同社は「IT事業で中国企業との取引があったことから大会を知り、チームを結成した。日本国内におけるロボット開発やプログラミング教育を充実させていきたい」と話している。
同社は2012年9月設立。資本金500万円。従業員数19人。

2018年5月22日発行