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売上3・6%増の163億5600万円 丸東産業


5期連続増収増益

包装資材製造の丸東産業㈱(小郡市干潟、瀧山浩二社長)の18年2月期連結決算は、売上高が前年比3・6%増の163億5600万円、経常利益が同6・8%増の9億3000万円で、5期連続の増収増益だった。
袋内の湿気を取る「湿気くん」や切りやすさを改善した「直進くん」など2017年のグッドデザイン賞を受賞した高付加価値商品を、展示会などで販促強化したことで増収。利益面では、フィルムや合成樹脂など原材料が高騰したものの、生産の効率化や製造経費の削除などが奏功し、増益となった。営業利益は4・3%増の8億7800万円。当期純利益は2・9%減の6億7900万円となった。
事業別売上高は、主力の複合フィルムが1・8%増の107億5100万円、単体フィルムが0・6%増の13億4400万円、容器が3・9%減の13億4200万円、その他が16・8%増の29億1800万円となった。
今期売上高は前期比2・1%増の167億円、営業利益は同1・4%増の8億9000万円、経常利益は1・1%増の9億4000万円、当期純利益は5・7%減の6億4000万円で増収増益を見込んでいる。

2018年5月22日発行