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投信好調で過去最高益の493億円 ふくおかフィナンシャルグループ


総資産で全国地銀首位に

㈱ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、柴戸隆成社長)の18年3月期連結決算は、売上高に相当する経常収益が前年比0・8%増の2375億7200万円、経常利益が716億3600万円で、増収・黒字化となった。
資金運用収益や役務取引等収益の増加などにより、2年ぶりの増収。前年度はのれんの未償却分948億円を一括償却したことで赤字化したが、今期は黒字転換。加えて、投資信託販売が約1・4倍に伸びるなど利益を底上げし、FFG発足以降過去最高益を更新した。連結総資産が2兆506億円増え、20兆円を超えたことで、国内地銀の総資産で首位となった。
今期の経常利益は前年比4・0%増の745億円、当期純利益は5・3%増の520億円を見込んでいる。

2018年5月22日発行