FEATURE
㈱玉屋
Tag:
地域の発展とともに・・・、玉屋本店が開業10周年
(写真上)玉屋グループの総本山であり、春吉・中洲地区のランドマークとして地域に受け入れられている「玉屋本店」
(下)宗像市光岡の国道3号沿いにあるトリアーダ宗像。定期的に開催されるフリーマーケットなどは地域の恒例行事として定着している
今年で玉屋本店が開業から10周年、そして玉屋宗像店が20周年という節目を迎える。これまでの歩みを支えたのは「地域との共存共生」「健全な経営」という理念のもとで実践してきた地域貢献活動に他ならない。これからも地域と共生し発展していくことで持続的成長を遂げる。
春吉橋の賑わい創出を支える新たなランドマークに
玉屋本店は文字通り玉屋グループの総本山であり、これまでの歴史と将来の飛躍を込めたシンボルである。今では春吉・中洲地区を代表するランドマークとしても広く認知され、大型壁面ビジョンを使った警察広報活動や屋外照明効果は、地域の防犯・治安維持に貢献しているとして、これまで幾度となく所轄の警察署から表彰を受けている。
周辺エリアでは地下鉄七隈線の延伸工事が進む。それに加え、今年着手する春吉橋の架け替え計画では、完成後の2020年(予定)以降、市が橋と一体化した広場を設けることを表明。橋一帯はにぎわいの新拠点として人の往来が活発となることが予想されるだけに、その袂に位置する本店の存在、そして担う役割はますます大きくなりそうだ。
魅力ある街づくりの事例となったトリアーダ宗像
一方で宗像店は、創業地の飯塚市から福岡都市圏への出店戦略へとシフトするエポックメーキングとなった店舗だ。同店を核に広大な敷地を生かした複合施設「トリアーダ宗像」も同時開業しており、地域と共生し新たな街づくりの形成に貢献する具体的な事例として、当時のパチンコ業界で大きな注目を集めた。
施設内にはスーパーや飲食店のほか、元体操五輪金メダリストの塚原光男氏が校長を務める「塚原体操館」など17の専門店があり、隣接する玉屋研修所は、大相撲九州場所期間中に藤島部屋の宿舎として開放。場所前の力士との交流イベント、ショーやアトラクションで盛り上がるトリアーダ祭、定期的に開催されるフリーマーケットなどは、地域に欠かせない恒例イベントとして浸透している。
九州場所中の藤島部屋力士との交流は宗像市民の楽しみの一つ |
成長の原動力は充実した社員育成システム
今年の運営指針は「稼(か)」。稼業としての誇りを持ち、稼人として精を出す。同時にこれまで各年度で掲げた指針を糧に稼(結果)を出す年と位置付け、地域に密着した営業戦略と、来店者の視点に立ったきめ細かな接客サービスで地域一番店を目指す。
その原動力として欠かせないのが人材の確保である。定期採用に加え、既卒・第二新卒、中途採用も積極的に実施している同社では、社員教育専門部署の「人材開発部」のもと、現場でのキャリアアップや将来の中軸を担う次世代の有能人材の育成に注力。また主任チャレンジ制度や階層別研修の確立するなど、将来の成長戦略を見据えた人材育成システムは業界でも類を見ない充実度だ。さらに4月からは新たに産業医制度も導入。社員が日々健康かつ安全に仕事に取り組める快適な職場環境の整備にも取り組み始めている。
業界を取り巻く環境が刻々と変化していく中、「たかがパチンコ屋、されど玉屋」の具現化を目指してきた。社員の活力から育まれる強固な組織力とさまざまな社会貢献活動を強みに、これからも地元に愛される娯楽施設として、また産業の地位向上に寄与する存在として、同社はさらなる飛躍を誓う。
社会貢献事業の一環として、展開する店舗の周辺にある福祉施設への寄付活動も積極的に実施している(右は目録を渡す渡邉博春社長) |
企業DATA
所在地 〒810-0003 福岡市中央区春吉3-12-1
TEL 092-718-3330
FAX 092-718-3331
創業 1953年8月
設立 1991年2月
資本金 3,000万円
事業内容 パチンコ店の経営
年商 500億円
代表者 渡邉博春
従業員 500人
店舗 (福岡地区)本店、宗像店、室見店、新宮店、空港店、太宰府店、屋形原店、野方店、中尾店、大橋店(飯塚地区)飯塚本町店、上三緒店、稲築店(佐賀地区)みやき店、唐津店、伊万里店
URL http://www.tamaya.gr.jp
採用情報
募集職種 店舗運営スタッフ(幹部候補生)
応募資格 大学卒業見込者、大学既卒者(卒業後5年以内)
受付期間 随時
問合せ先 TEL.0120-555-692(専用ダイヤル)
採用専用アドレス soumu@tamaya.gr.jp
担当 総務部 岩崎
※詳しい募集要項はホームページに掲載中
http://www.tamaya.gr.jp/recruit.html
(ふくおか経済EX2015年)