博多区千代１丁目に複合型高齢者福祉施設　社会福祉法人敬愛園

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８・５億円かけ介護福祉専門学校など入居

福岡市博多区千代１丁目の社会福祉法人敬愛園（益田俊信理事長）は同町に介護福祉専門学校などが入る７階建て複合型高齢者福祉施設を建設している。完成は９月末、オープンは１１月。総事業費は約８億５０００万円。
名称は「ケアスタ福岡」。場所は東公園南側で、敷地面積は７１７㎡、延べ床面積は２８６８㎡。フロア構成は１階が千代パピヨンデイサービスセンター（定員４０人）、２階と３階は今年４月から敬愛園が運営を開始した福岡介護福祉専門学校（同市西区愛宕４丁目）が来年４月に移転入居する。４階は小規模多機能型居宅介護（９部屋）、５階はサービス付き高齢者向け住宅（１１部屋）、６、７階には高齢社グループホーム（１フロア９部屋で計１８部屋）を設ける。「介護福祉専門学校を同施設内に置くことで、実践力育成に期待できる。介護職の魅力を発信し介護人材不足に貢献していきたい。利用者へのサービスレベルの向上と高齢者の自立支援、地域包括ケアシステムの構築に尽力していく」（大坪強統括施設長）と話している。

2018年5月15日発行