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唐津市「大浦の棚田」でコメ作り 岩田屋三越


昨年の倍の収穫目指す

㈱岩田屋三越(福岡市中央区天神2丁目、細谷敏幸社長)は、唐津市で棚田での米づくりに取り組む。4月21日に田植えを済ませ、8月中旬稲刈り、9月頃の店頭販売を目指す。
「岩田屋三越ファーム」と題したもので、昨年に続く2回目。「日本の棚田百選」にも選ばれた同市肥前町の「大浦の棚田」で、JAからつの協力を得ながら同社社員が田植えから草刈り、稲刈りまで一貫して取り組む。昨年は作付面積約3000㎡で約1トンを収穫。その後、岩田屋本店と福岡三越で「棚田米」として2㎏・1728円(税込)で販売した。
今年は作付面積を1・5倍の約4500㎡とし、約2トンを収穫する計画。岩田屋本店と福岡三越のほか、岩田屋久留米店や郊外小型店舗の「岩田屋サロン」などでも販売する考え。同社広報は「おにぎりなど加工品の販売も検討していきたい」としている。

2018年5月8日発行