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「アイランドシティ線」工事進捗率は約4割 福岡市


今年度は上部工に着手

福岡市(高島宗一郎市長)が東区で整備している自動車専用道路「アイランドシティ線」(福岡高速6号線)工事の進捗率が、事業費ベースで約4割に達していることが、4月17日の市港湾空港局への取材で分かった。
アイランドシティ線は同区香椎浜1丁目から、同区みなと香椎1丁目を結ぶ延長約2・5㎞の自動車専用道路で、アイランドシティ整備事業に伴う交通需要の増加や市東部地域全体の交通需要への対応を目的に整備している。総事業費は約292億円で、2020年度完成予定。現在は橋脚部分の下部工事を進めており、今年度は橋げたなどの上部工に着手する。市港湾空港局の町田信博部長は「完成に向けて順調に工事が進んでいる。エリアの人口は9000人、進出事業者数は180カ所を超えており、アクセス強化は急務」と話している。

2018年5月8日発行