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国内複合機メーカー5社とパートナー契約 丸藤


法人向け経費削減提案を本格化

LPガスや「アクアクララ」の販売代理店、エネルギー事業の㈱丸藤(大野城市御笠川1丁目、藤信行社長)は、4月から法人を対象としたコスト削減の提案商材を増やしてランニングコスト削減のサービスを本格化した。
2016年10月、新エネルギー事業部を立ち上げ、格安料金の「Looopでんき」の取り扱いを開始したのを皮切りに、「福島電力」、電気消費量を抑制する特殊合金を使用したプレート「elesol(エレソル)」の販売代理店として契約を取り次いでおり、新たに提案商材を増やすことで、トータルで経費削減を提案する。今回追加したのは、複合機とLEDで、複合機は国内メーカー5社と連携。メーカー先は、誌面においては非公表だが、提案先にはニーズに応じて5社から選択してもらう。各メーカーとパートナー契約を結んだことで、同社には人件費が発生せず紹介営業のみで事業展開できるため、顧客に対しては原価提供が可能になり、業界最安値で提案できるという。
料金は台数、印刷枚数によって異なり、モノクロ印刷は0・4~0・8円。カラー印刷は4~8円。リース期間は6年間で初期設定費用やメーカー保守は無料付帯。トナー代も含まれ、今後も一切料金が発生しないという。ただし、印刷代金が1000円未満の場合は、最低料金1000円の請求が発生する。
また、3月にはLED照明機器の開発販売の㈱オーパーツ(福岡市博多区)と販売代理契約を結び取扱いを開始。LED導入による電気代削減を提案し、導入費用は削減された電気代から支払うシステムを構築している。同社では「特に複合機に関してシンプルな料金プランで確実にコスト削減が実現できることから反響が良い。さまざまな商材を取り扱えるようになったことから、コスト削減のトータル提案を可能とし、今後も連携先を模索していく」と話している。

2018年4月24日、5月1日合併号