社長に南部取締役が昇格　近畿日本ツーリスト九州

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０９年分社後、初のプロパー

㈱近畿日本ツーリスト九州（福岡市博多区綱場町２丁目）の新社長に、３月２７日付で南部勝也（なんぶ・かつや）取締役営業管理部長・団体旅行事業部長が昇格。中津社長はＫＮＴ中部社長に就任した。
同社の持ち株会社であるＫＮＴ―ＣＴホールディングスが昨年から実施している事業構造改革の一環。同社初のプロパーの社長。
南部氏は長崎県佐世保市出身、１９５９年１月１８日生まれの５９歳。長崎県立佐世保東翔高校（旧佐世保東商業高校）卒業後、７７年近畿日本ツーリスト九州に入社。９９年福岡中央支店長を皮切りに佐賀・大分県を除く九州各県の支店長を歴任。２０１２年営業管理部長・団体旅行事業部長、１４年から取締役同部長に就いていた。趣味はドライブとゴルフ。
南部新社長は「初の生え抜きの社長なので、自分のポジションが九州で働く仲間の目標になれるよう頑張りたい。今年のスローガンはチーム九州で、変革への挑戦を掲げている。旅行業界のインターネットへの参入が激化するなか、時代のニーズに応えられるようにＷｅｂ事業の展開にも一層、力を入れていく」と意気込んでいる。
同社は、２００９年設立。資本金１億円。２０１７年３月期の売上高は１０４億円。従業員数２２０人。

2018年4月24日、5月1日合併号