NEWS

  • 地域

九州カードと共同しデビットカード開始  西日本シティ銀行    Visa、JCBの両ブランドで


 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は今年、関連会社の九州カード株式会社(同区博多駅前4丁目、小石原冽社長)と共同し、Visa、JCBの両ブランドでの「NCBデビットカード」の取り扱いを開始する。2ブランドによるデビットカードの取り扱いは地域金融機関として初。
 これはキャッシュレス社会の進展や顧客の幅広い決済ニーズに対応するため、サービス向上を図る一環。NCBデビットカードは、世界中のVisaやJCBの加盟店で買い物利用が可能で、利用代金が即時に顧客の預金口座から残高の範囲内で引き落としとなるため、使い過ぎる心配が無く、現金感覚で利用できる。両ブランドが提携する海外のATMでは現地通貨での現金引き出しが可能で、外貨両替の手間が省けるほか、同行に普通預金口座を持つ15歳以上(中学生除く)の顧客であれば原則、誰でも申し込めるなど、利便性の高い商品となっている。年会費(税別)は1000円で、初年度と18歳以下無料。前年の利用金額が10万円以上で翌年無料となる。Visaデビットは今年春ごろ、JCBデビットは同秋ごろのサービス開始予定。