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領収書仕分け、記帳代行サービスを本格展開 カムラック


初年度5社との契約目指す

IT関連における障がい者就労支援事業の㈱カムラック(福岡市博多区上呉服町、賀村研社長)は4月4日、領収書仕分け、記帳の代行サービスを本格的に開始した。
会計士事務所や税理士事務所向けのサービスとして2017年春から少しずつ手掛けてきたことで、独自のサービスノウハウを構築できたことによるもの。これを受け、専属の障がい者スタッフを3人から5人に増員したほか、得意とするプログラミングなどIT関連に特化した障がい者就労支援に加え、一般事務の分野にも領域を広げることで、より幅広い就労スキルの習得を促進していく。現在、月に1~2万枚の領収書仕分けが可能で、まずは初年度5社の契約を目指す。賀村社長は「本来、士業は企業における社外CFOの役割を担うが、領収書仕分けや記帳代行の業務に追われてしまうケースが多い。今後、蓄積したノウハウと仕事の質を強みに士業をサポートしていきたい」と話している。
同社は2013年10月設立。資本金500万円。従業員70人。障がい者就労継続支援A型事業所を2カ所、就労移行支援事業所「ホップ・ステップ・カムラック!」を1カ所運営している。