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2月は1・2%増の730億円 九州スーパー販売額


11カ月連続のプラス

九州経済産業局が4月5日に発表した2018年2月のスーパー販売額(速報値)は、全店ベース(408店舗)で前年同月比1・2%増の730億円、11カ月連続のプラスとなった。
気温の低下により、衣料品や飲食料品の動きが鈍かったものの、その他の商品に動きがみられたことがプラスの要因。商品項目別としては、「衣料品」では気温低下による春物衣料品の不調に加え、充分な冬物の在庫がなかった影響から、3・9%減の88億円。「飲食料品」は、昨年末からの天候不順の影響で野菜の値段が高騰し、購入点数は減少したが、単価が高騰した結果、全体額を押し上げたほか、近年の肉人気の影響で精肉などが好調となり、11カ月連続で前年を上回る2・0%増の470億円となった。「その他」では訪日外国人の化粧品・医薬品の購入増加に伴って12カ月連続で前年を上回る、1・9%増の170億円だった。
表はこちらから。

2018年4月17日発行