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小倉北区紺屋町に企業主導型保育園 第一交通産業


グループの5カ所目の保育施設

第一交通産業(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)は4月2日、同区紺屋町に企業主導型保育園を開設した。
タクシー乗務員の高齢化と慢性的な労働力不足が進むなか、同グループでは安全運転と親切な接客への期待が高い女性乗務員の確保のため、事業所内保育所の設置など子育て環境整備を進めている。今回の保育園はグループ社員に限らず施設周辺のオフィスで働く一般向けにも利用可能な施設で、整備費・運営費については認可施設並みの助成が受けられる。利用者は自治体を通さずに企業と直接契約を結び、認可保育園並みの保育料で認可保育園と同水準のサービスが受けられる。同グループの保育施設としては5カ所目で、企業主導型保育園としては大阪地区の2カ所に続き3カ所目になる。
場所は小文字通り沿いの平和通り交差点近く、「日本生命小倉堺町ビル」南向かいの「北九州第一ビル」3階。名称は「ダイイチキッズルーム小倉」で、主要施設として乳児室、保育室、調理室、調乳室、授乳室、ほふく室、沐浴室、トイレを備えている。定員は0歳児3人、1~2歳児12人、3~5歳児7人の計22人。運営は事業所内保育所や学童保育の受託運営などを展開する㈱テノ.サポート(福岡市博多区上呉服町、池内比呂子社長)に委託。生後90日目からの未就学児を対象に月極保育と1日保育があり、開園時間は日曜・祝日を除く月~土曜日の午前7時30分~午後6時30分。延長保育は午後7時30分まで対応する。

2018年4月17日発行