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音楽制作クラウドソーシングサービスを開始 BOOK


フリー音楽家が楽曲提供

地域活性化や廃校活用事業などを手掛ける㈱BOOK(田川市猪国、大井忠賢社長)は3月19日、音楽制作クラウドソーシングサービス「CLAP」の提供をスタートした。
「音楽をギフトにする」をテーマに一般登録者は、同サービスに加盟しているフリーの作曲家に結婚や各個人の思い出などシーンに応じた音楽を作曲してもらい、気に入った楽曲のデータをその作曲家から購入できる仕組み。すでに約100人のフリー音楽作曲家が登録している。「CLAP」内で集まる楽曲などは主に東京サテライトオフィス(東京都中央区八重洲2丁目)で管理されるという。(同サービスは今年1月、福岡県が開催する「福岡ビジネス・デジタル・コンテンツ賞2018」で最上位となる「大賞・福岡県知事賞」を唯一受賞している。同社は「花を贈るように音楽をプレゼントする人が増えるようにしたい」と話している。
同社は昨年4月、廃校となった旧・猪金小学校を改装し、音楽家を中心としたクリエイターや起業家の交流拠点「いいかねパレット」を昨年オープンしている。

2018年4月3日発行