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古賀産の酒米「夢一献」を使用した純米酒を発売 翁酒造とファームおの


若者へ販促

酒造元の翁酒造㈱(古賀市花見南3丁目、安河内重人社長)と農事組合法人ファームおの(古賀市薬王寺、渡孝志理事長)は3月12日、純米酒「鳳凰 大観」を発売した。
ファームおのが生産する酒米「夢一献」を100%使用した清酒。米の給水や蒸しあがりを調整し、軽くさっぱりとした酒の味を出すためにあえて酒の種である酒母を作らず、甘酒の原液を使用して純粋な清酒酵母を培養する手法を採用しているのが特徴。飲みやすさと手ごろな価格設定で若者への販売促進を図る。容量720㎖で、アルコール分15%。精米歩合60%。希望小売価格は1350円。古賀市内の飲食店では、より親しみやすくする目的で、「こがんと」の名称で販売している。
同社は1763年創業。1945年設立。資本金1500万円。従業員7人(パート含む)。日本酒や焼酎、リキュール、酒かすなどを生産している。

2018年4月3日発行