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福岡エリアで観光客向け体験サービスを開始  東京のAirbnb Japan


関東・関西エリア以外で初

米民泊仲介大手のAirbnb(エアビーアンドビー)の日本法人Airbnb Japan㈱(東京都、田邉泰之社長)は3月19日から、運営するウェブサイト・アプリで、福岡エリアでの体験プログラムの募集・掲載を開始した。
同社サイトでは、民泊マッチングと合わせて観光客向けの体験プログラムの予約を受け付けており、国内では関東、関西エリア以外で初めて。福岡での体験サービス提供を開始することで、食やアート、自然、スポーツ、エンターテインメント、社会貢献などのスキルを共有し、観光の担い手拡大につなげる狙い。福岡の体験サービスでは、博多人形絵付体験や、箱崎地区での飲み歩きツアーなどが掲載されており、体験プログラムを企画・実施する体験ホストを募集している。基準に則した企画書を同社に提出し、審査をクリアすれば募集人数・料金を設定して掲載、催行できる。
同社の田邉泰之社長は「福岡へのAirbnbゲストは昨年と比べて74%伸びており、アジアにも近い国際ハブの都市として、さらなる観光客の増加が見込まれる。九州をけん引する経済に加え、豊かな自然や食文化を持ち魅力溢れる福岡にも『体験』サービスを拡大することで、地元の人が主役になる豊かな旅のお手伝いができることを嬉しく思う」とコメントしている。
Airbnbは2008年8月創業。14年5月に日本法人設立。

2018年3月27日発行