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2020年度までの中期計画を発表 黒崎播磨


売上高1380億円目指す

耐火物製造大手の黒崎播磨㈱(北九州市八幡西区東浜町、伊倉信彦社長)は3月14日、2012年3月期までの中期経営計画を発表した。
2019年に迎える創業100周年に向けて経営基盤を強化するもの。国内では、大型建設用案件を着実に受注するとともに、グループ内での生産体制の向上による収益力を強化、海外においては成長市場であるインドと欧米を中心にシェア拡大を目指す。また、半導体製造装置などで使用されるセラミック事業などの耐火物以外の事業にも力を注ぐ方針を掲げている。数値目標は連結売上高が1380億円、連結経常利益120億円。同社では「国内外ともにシェア拡大を図ることで、『世界第一級の鉄鋼用総合耐火物メーカー』の地位を確立したい」と話している。

2018年3月27日発行