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北九州市にオフィス開設し本社機能一部移転 東京のBEENOS


管理体制強化を図る

国内外のEコマース(電子商取引)関連事業を展開するBEENOS㈱(ビーノス:東京都品川区、直井聖太社長)は4月2日、北九州市小倉北区浅野2丁目に「BEENOS北九州オフィス」を開設する。
現地での優秀な人材の雇用で規模拡充を図り、さらにBCP対策の観点などから経理や労務、法務などの管理業務を担う本社機能を北九州オフィスに一部移転する。越境ECを中心としたグローバルに展開する事業を支える管理体制の強化を図っていく。場所は「あるあるCity」2号館3階のシェアオフィス「fabbit」内。現在従業員は7人(管理業務担当者)で、半年以内に10人体制にしていく。さらに3年以内にエンジニア50人規模を目指す。同社は「周辺地域に情報技術系の大学や高専、専門学校が多く、優秀な人材の確保が継続的に安定して見込めることもあり、今後は管理業務だけでなくエンジニア職やオペレーション職の採用も検討していく。積極的に人材雇用し、地域経済の活性化に貢献していきたい」と話している。
同社は1999年11月設立。資本金27億7500万円。従業員30人。売上高6億2494万円。国内外問わずEコマースでの倉庫のサポートや翻訳などを手掛け、世界7カ国にオフィスや倉庫などの拠点を持ち、取引規模も拡大している。

2018年3月27日発行